<<イベントレポート001>>【マークイズ福岡ももち】売るのも買うのも子どもだけ♪「キッズフリマ」

<イベントレポート>>では、イベントディレクターでもある編集Mが話題のイベントにお伺いし、イベントのポイントを見つけながら主催者の想いやイベントの中身、イベントの運用面までチェックしていく企画です。

MARK IS 福岡ももち 2F ももちステージ
2024年3月30日(土)~3月31日(日)
〔1部〕11:00~12:00 〔2部〕14:30~15:30

MARK IS 福岡ももちでSDGsの取り組みの一環として、小学生以下の子どもたちを対象としたフリーマーケット「キッズフリマ」を【イベントチェック】してきました。

キッズフリマは、小学3年生~6年生が自ら店主となり、

自宅から使わなくなったおもちゃやぬいぐるみなどを持ち寄り、自ら値段をつけて販売します。普段、子供だけではできないことにチャレンジする体験型イベントです。


出店するには事前に応募が必要で、3/7(木)〜3/17(日)の期間でした。

会場は仕切りで囲まれ、会場内には小学6年生の子供しか入場できないようになっており、このことが、子供たちの“自主性”を多いに喚起します。

商品は使わなくなったおもちゃや人形、アクセサリーや絵本など様々なものがあり、また商品の並べ方もそれぞれで、見やすいように工夫したりきれいに小分けされていたり、持ち込んだ小道具を駆使して子供たち自身が考えて、結果を得られる喜ぶが感じられている姿が見られました。

出店する側の子供たちだけでなく、お買い物に参加した子供たちは財布を握りしめ、興味津々にそれぞれのグループの商品を見て回り、何を買うか迷ったり店員役の子供と会話したりと、こちらも子供自たちが自由にイベントを楽しんでいる様子でした。

「成長見守りライン」と銘打たれた張り紙では、できるだけ子供たちの“自主性”に任せられるように親御様に注意喚起を行い、ついつい助けてしまいそうになる保護者への配慮も感じられ、このイベントに関係する全ての人間がよりよいイベントを形作るために協力関係を保とうとする主催者側の意思を感じました。

このような配慮からイベント全体として、子供の成長を見守ろうとする心地よい空気感があり、多くの保護者にとっては、子供の成長を感じ取れるイベントであったかと思われます。

イベント終了時には、出店した子供たちに、何が何個売れてどれくらいのお金だったのかが記入できる簡単な収支シートが配られおり、売って終わりではなくその後に続く体験もしっかりと用意されていました。

子供たちの“自主性”に任せた子供たち同士のフリーマーケットは、物の大切さやお金を稼ぐ大変さや楽しさといった普段では触れられにくい体験を、多くの学びを通して実感することができるイベントだったかと思います。

親御さんたちは、子供たちの「またやってみたい!」という気持ちに応えるために、これからは使わなくなったものを少しとっておかなければならなくなりそうです。

イベントチェック!☝

子供たちの自主性を活かしたとても良いイベントでした!

スタッフの方も積極的に子供たちに声掛けをしており、イベント全体の雰囲気づくりも素晴らしかったと思います。

1点、改善点をあげるとすれば、イベント会場の周りで見守っている保護者の中にはまだイベントに参加できない小さなお子様連れの方や妊婦さんもいらっしゃったので、座って見られるスペースがあれば、さらに素晴らしいイベント会場となったのではないかと思われます。

取材依頼を受け付けております。詳しくはお問い合せフォームよりご連絡ください。

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