【チームラボ】御船山楽園(九州・武雄温泉)で、今年10年目を迎える「チームラボ かみさまがすまう森 – ジーシー」の開催が決定。7月12日(金)より。

チームラボによる、御船山楽園(九州・武雄温泉)の夜の森のミュージアム「チームラボ かみさまがすまう森 – ジーシー」が、10年目を迎える今年も開催されることが決定しました。会期は、7月12日(金)から 11月4日(月)まで。

御船山楽園は、300万年続く自然に囲まれた、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園で、毎年夏から秋にかけてだけ見られる本展は、自然が自然のままアートになる広大な展覧会です。

本展は、チームラボが2015年からライフワークとして活動を続けてきた展覧会で、この地で多くの新しい作品が模索され、制作され続けています。 2021年には、CNN「行くべき世界の屋外アート展」に、2017年にはデザインブーム誌「アートインスタレーション TOP 10」世界1位に選ばれました。 また、今年も株式会社ジーシーがメインパートナーとして協賛します。

御船山楽園の池の水面にプロジェクションしている。水面はセンシングされ、映像は池に浮かんで進む小舟とともにインタラクティブに変化する。チームラボ《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》© チームラボ

300万年前、有明海から隆起して生まれたといわれる御船山。その後、1300年前に名僧行基が入山し羅漢像五百体を安置、江戸時代後期には第28代武雄領主の鍋島茂義が50万平米もの山麓に御船山楽園を創りました。園内には、長い時間をかけてゆっくりと形作られ、今日の姿形となった巨石や洞窟、森などが息づいています。その姿形やテクスチャーは、長い年月そのものを表し、長きにわたる自然と人との営みの軌跡であると考えるチームラボ。本展において、自然のありのままの形を、デジタルテクノロジーによってアートにすることで、長い時間の連続性を表現することを模索しています。

実際の巨石を使ったインスタレーション作品。巨石(高さ約3m、幅約4.5m)を仮想の三次元空間に立体的に再現し、そこに水を落下させ、巨石の形による水の動きをシミュレーションし滝を描いた。チームラボ《かみさまの御前なる岩に憑依する滝》© チームラボ
御船山の断崖下に広がるつつじ谷の久留米つつじが光り輝く。半球型のつつじの光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと明滅している。チームラボ《生命は連続する光 – つつじ谷》© チームラボ
御船山楽園の桜ともみじの森が光り輝く。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと明滅している。チームラボ《夏桜と夏もみじの呼応する森》© チームラボ
異なる時空の塊(メガリス)が、廃墟の湯屋に群立する。チームラボ《廃墟の湯屋にあるメガリス》© チームラボ

チームラボがライフワークとして2015年から続けてきた御船山楽園での活動は、チームラボによるアートとサウナをかけ合わせた体験の原点でもあります。「チームラボ かみさまがすまう森 – ジーシー」は、通常のアート展に加え、サウナシュランで3年連続グランプリを受賞し、殿堂入りした「御船山楽園ホテル らかんの湯」ともコラボレーション。サウナに入ってからアートを体験するセットチケットも販売します。

また、「御船山楽園ホテル らかんの湯」では、昨年12月に、「薬草スチームサウナ」と付属の水風呂を新設されました。

ドライサウナ(女性):サウナストーブに積み上げているサウナストーンの上に、キューゲル(アロマ氷)を乗せ1~2分経つと、キューゲルが溶け出し、サウナ室がアロマの香りに包まれる。

「御船山楽園ホテル らかんの湯」では、昨年12月に、「薬草スチームサウナ」と付属の水風呂を新設。「薬草スチームサウナ」で使用する薬草は、地元の方々が近郊で採取し、佐賀県嬉野市の茶師:松尾俊一氏が調合したものです。オリジナルブレンドの薬草スチームに包まれ、豊かな自然から採取した薬草の香りが楽しめます。また、「薬草スチームサウナ」に隣接している水風呂では、柔らかな水質の御船山の天然水を使用しています。

薬草スチームサウナ(男性):黒を基調としたシンプルなつくり。薬草の蒸気と壁面から差し込む太陽光、夜は最小限のライティングで幻想的な空間を演出。
薬草スチームサウナ付属の水風呂(男性):薬草の色を模した地下空間。ガラスの壁面からは土の地層が見え、太陽光が差し込み、植物が育つのに必要な要素(光・水・土)を取り込む。
薬草スチームサウナ(女性):既存の女性スチームサウナを増設し、白を基調とした柔らかな空間

〉〉〉〉〉内容は記事投稿時の情報です。詳しくは公式施設情報をご確認ください。〈〈〈〈〈

チームラボ かみさまがすまう森 – ジーシー

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